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あなたは大丈夫?精神的DVチェックリスト!DV加害者専門臨床心理士が徹底解説!

あなたは大丈夫?精神的DVチェックリスト!DV加害者専門臨床心理士が徹底解説!

あなたもチェック!精神的DVしていませんか?

みなさま、こんにちは。こんばんは。

私、絶賛、花粉症中で、毎日辛い日々を送っております。。。。。
花粉症の方、一緒に頑張っていきましょう。

さて、今回の記事は・・・

「 あなたは大丈夫?精神的DVチェックリスト 」

です!

なかなか知られていない精神的DV。

私のカウンセリングに来られる方の多くは・・・
精神的DVについて知りませんでした。

カウンセリングをしている中で、精神的DVについて話をしていくと・・・

「 その行為がDVになるんですね。。。知らなかったです。。。 」
「 その行動・・・妻によくしていました。。。 」
「 (涙ながらに・・・)そうだったんですね。。。そんなに辛いことだったんですね。。。 」

など、そういった言葉が出てくることもあります。

精神的DVについての知識がなく、無意識に・無意識に・DVをしてしまっている・・・
こういったことも少なくありません。

まずは・・・

「 DVについてよく知ることが、とても大切 」です!

そこで、今回は・・・

「 意外と知られていない精神的DVチェックリスト 」

用意しました。

ぜひ、ご自身の行動が精神的DVになっていないか、チェックしてみてくださいね。

それでは、スタート!!


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あなたはいくつ当てはまる?精神的DVチェックリスト

それでは・・・さっそくチェックしてみてください。

「 あなたはいくつ当てはまる?精神的DVチェックリスト 」
暴力はダメだと思い、言葉を使って、「ばか、死ね」等の言葉を言った。
パートナーの言動でバカにされたと思い、「殺すぞ」と言った。
ケンカして腹が立ったので、パートナーを殴りたかったが、ダメだと思い、モノに当たった。
ケンカになりそうだったので、その場から離れようと思い、ドアを思いっきり閉めて、その場を去った。
仕事がうまくいかなくなったため、パートナーや子どものいる前で、壁を殴った。
パートナーの言葉や行動に腹が立ち、パートナーのことを無視をした。
作った料理がまずかったので、「こんなまずい飯食えるか」と怒り、目の前でゴミ箱に捨てた。
パートナーが間違っていた行動をしていたので、教えようと思い、正座をさせて反省を促した。
髪型が好みではなかったので、パートナーの意見を無視して、髪を切らせた。
言動が気に入らなかったので、SNS等で、パートナーの悪口を書いた。
パートナーの家族の意見が、自分の意にそぐわなかったので、家族の意見に従わないように行動させた。
何も予定はないのに、パートナーの友人からの遊びの誘いを無理やり、断らせた。
位置共有アプリを利用し、パートナーの行動を監視する。
「俺の言うことを聞いてくれないと、子どもを傷つけるよ」と言い、パートナーを従わせる。

以上、14個の項目です。

みなさんはいくつ当てはまりましたか?

それでは、次の章で解説していきます。


1 「ばか、死ね、殺すぞ」などの言葉を使うのは精神的DV

□ 暴力はダメだと思い、言葉を使って、「ばか、死ね」等の言葉を言った。
□ パートナーの言動でバカにされたと思い、「殺すぞ」と言った。

まず、こちらの項目から解説していきます。

この項目はいかがでしょうか・・・?

お分かりかもしれませんが・・・

言葉を使って、パートナーの人格を傷つける行為は、立派な「 精神的DV  」です。

侮辱、威嚇、脅迫、罵倒に当たります。

どんなに腹が立っても、相手の人格を否定するような言葉はよくありません。

思ってしまうこともあるかもしれませんが・・・
絶対に言ってはいけない言葉です。





2 イライラしてついついモノに当たってしまうことは精神的DV

□ ケンカして腹が立ったので、パートナーを殴りたかったが、ダメだと思い、モノに当たった。
□ ケンカになりそうだったので、その場から離れようと思い、ドアを思いっきり閉めて、その場を去った。
□ 仕事がうまくいかなくなったため、パートナーや子どものいる前で、壁を殴った。

これらはどうでしょうか?

パートナー本人に対して、直接暴力をしていなかったとしても、これらは、立派なDVにあたります。

「 殴っていないです。だから、モノに当たったんです 」

この言葉、実は・・・よく聞きますが、モノに当たること自体が精神的DVに該当します。

たとえ・・・

□ 仕事がうまくいかなくなったため、パートナーや子どものいる前で、壁を殴った。

この質問のように、パートナーが原因ではなかったとしても、
パートナーや子どもたちはそれを見て、怖いと感じてしまいます。

その行為自体が、威嚇行為にあたり、精神的DVに含まれます。



3 無視をしたり、パートナーが一生懸命おこなった行動を踏みにじる行為はモラハラ

□ パートナーの言葉や行動に腹が立ち、パートナーのことを無視をした。
□ 作った料理がまずかったので、「こんなまずい飯食えるか」と怒り、目の前でゴミ箱に捨てた。

これらはいかがでしょうか?

相手の存在を無視したり、

相手が一生懸命作った料理(インスタントものだったとしても)を相手を罵り、目の前で捨ててしまうような行為もまた、精神的DVにあたります。

パートナーの人格を否定してしまうような行為は、人権侵害にもあたり、してはいけない行動です。

これらの行動は・・・

「 モラハラにあたります 」

このモラハラについては、理解をしていない人が多いようです。
ぜひ、私の過去の記事を覗いていただくことをおすすめします。


4 正しいことに導こうとする行為もまた、精神的DVにあたる可能性がある

□ パートナーが間違っていた行動をしていたので、教えようと思い、正座をさせて反省を促した。
□ 髪型が好みではなかったので、パートナーの意見を無視して、髪を切らせた。
□ 言動が気に入らなかったので、SNS等で、パートナーの悪口を書いた。

これら3つの行動はどうでしょう・・・?

まずはこちらから・・・

□ パートナーが間違っていた行動をしていたので、教えようと思い、正座をさせて反省を促した。

例え、正しい方向に導かせようとしたとしても、パートナーが嫌だと感じる行動は・・・
(ここでは、正座をさせる行動)

立派な精神的DVです。

また・・・

□ 髪型が好みではなかったので、パートナーの意見を無視して、髪を切らせた。

パートナーの意見を無視して、自分の思うようにさせることや・・・

□ 言動が気に入らなかったので、SNS等で、パートナーの悪口を書いた。

こちらのように、SNSを使い、パートナーの悪口を言うこともまた・・・

精神的DVにあたります。

勝手に自分の髪型を決められたり、
自分の知らないところで、悪口を書かれてしまった時に
いい気分になる人はいないと思います。

自分にされて嫌なことは、パートナーも嫌なことです。
これらもまた、自覚症状がない人も多いようです。



5 パートナーと(パートナーの)家族や友人との関わりを遮断することも精神的DVにあたる

□ パートナーの家族の意見が、自分の意にそぐわなかったので、家族の意見に従わないように行動させた。
□ パートナーの友人からの誘いをパートナーの意見を無視し、無理やり断らせた。

これらはどうでしょうか?
これらの話はカウンセリングでも、よく聞く行動でもあります。

「 パートナーの家族や友人との関わりを遮断させる 」。

これらの行動も精神的DVにあたります。

自分の都合があるから、パートナーの予定を変えさせたり、気に食わないから、家族や友人と会わせなかったり。。。

パートナーとパートナーの家族や友人との交流を制限することで、パートナーの孤立感や抑圧感を引き起こします。

している側は、そういったつもりはなくても、パートナーは孤独を感じたり、上から押さえつけられるような気持ちになります。
そうなってしまうと、パートナーは窮屈になり、離れたくなったり、うつ病などの病気になってしまったり。。。

大変な状況になってしまいます。。。





6 パートナーの行動をアプリなどを使い、監視する

□ 位置共有アプリを利用し、パートナーの行動を監視する。

この行動はどうでしょう。

今の10代や20代の人たちは当たり前に使っているかもしれませんが・・・

位置情報アプリを使って、常に行動を監視する。
そして、その行動に激怒し、言い合いになり、ケンカになる。。。

そういったことはないでしょうか?

この行動もまた・・・精神的DVです。

常に監視したり、自由な時間やプライバシーが制限されたりすることによって、パートナーは、恐怖や不安に陥ってしまいます。

DVしている側は気づかないうちに・・・パートナーはダメージを負っていきます。




7 子どもを利用し、パートナーをコントロールしようとする

□ 「俺の言うことを聞いてくれないと、子どもを傷つけるよ」と言い、パートナーを従わせる。

こちらはどうでしょうか?

子どもを使ってパートナーを脅す。こちらも間違いなく、精神的DVです。
また、子どもに対しても虐待行為を行い、暴力を行います。

DVを行なっている本人は、暴力を行なっていることに気づいてはいないこともしばしばあります。
知らず知らずのうちにDVを行なっているかもしれません。

「 子どものことを思い、大切にしたい・・・ 」

そう思っている人も多いですが、実際に子どもを大切に出来ているのか・・・
もう一度、振り返ってみるといいでしょう。



今回のまとめ

いかがだったでしょうか?

本日は・・・

「 精神的DVチェックリスト 」

についての記事でした。

あなたはいくつ当てはまりましたか・・・?

一つでも当てはまったら・・・

DV加害者になってしまっているかもしれません。。。

私のカウンセリングを受ける方は・・・

パートナーが出ていってしまって、連絡が取れなくなってしまってから、カウンセリングを受ける人が多いです。

もっと早くに、DVをしてしまっていることに気づいて、変化するように努力していたら・・・
そうならなかっただろうなと思うことがあります。

この記事を読んで、心配になってしまった方は・・・

「 DV 専門カウンセラー 佐々木浩介 」

に相談してみませんか?

相談していただければ・・・

変化のサポート協力させていただきます。

下記からご相談ください。


カウンセリングはオンラインでも行なっています。
また、電話でのカウンセリングも受け付けております。

全国どこからでもOKです。ぜひ、お声かけください。

また・・・

私の運営しているYouTubeチャンネルでも、DVについての情報を発信しています。
こちらのチャンネルもぜひ覗いてみてください。

これからもDVに関する記事を定期的にアップしていきます。
またこちらのページにお立ち寄りくださいませ。

それでは、また他のブログでお会いしましょう。



DV加害者教育プログラムを受けると参加者にどんな変化が起こるのか?〜実体験より〜   👈 過去の記事はこちらから!

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