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DVをしてしまう人を見極めるコツとは?DV加害者専門臨床心理士が特徴をいくつか紹介!

DVをしてしまう人を見極めるコツとは?DV加害者専門臨床心理士が特徴をいくつか紹介!

DVをしてしまう人を見極めるコツ
〜 DVをしてしまう人の特徴とは 〜

桜も散り、大型連休が近づいておりますが・・・
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

花粉症も落ち着き、窓を開けて、
ドライブできることに喜びを覚えている佐々木です。笑。

いい季節になってきましたね!

さて、今までの記事で、DVについていろいろと書いてきました。

「 DVしてしまう人の考え方 」
「 DV行為に発展するメカニズム 」
「 夫婦のコミュニケーションについて 」

など、DV加害者について、たくさんの話題に触れてきました。

カウンセリング場面で、よくこんな質問を受けることがあります。

「 DVをしてしまう人は事前に見極めることができるの? 」

この質問の答えを聞きたい人はたくさんいるようです。

事前にDVをしてしまいそうな人との付き合いを回避することができれば、
結婚生活やパートナーとの時間を楽しく送れるはず・・・

と思う人も少なくないようです。

実は・・・・

DVをしてしまう人かそうでないかを見極めるコツがいくつかあります!

この答え、聞きたいですか・・・?

きっと聞きたいですよね!

この記事を最後まで読んでくれたあなたは・・・

きっと幸せな人生を送ることができるでしょう。

本日は・・・ 

「 DVをしてしまう人の見極め方のコツ 」

について、話をしていきます。

KBC九州朝日放送「シリタカ!」に生出演させていただきました(夕方6時15分〜7時) 👈 TV出演の様子はこちらから!

1 頑固で自分の意見を押し通そうとする人

「 頑固で自分の意見を押し通そうとする人 」

は、よく言えば、自分の意見を曲げない一本気のある人として、
評価されるかもしれませんが、
裏を返せば、自己中心的な人と言えるでしょう。

この自己中心的な考えは、自分と意見が合わない人に対して、

「 許せない 」

という感情が働きます。

自分の意見が正しく、相手の意見はおかしい。

自分は正しいことを言っているのに、なんで分からないんだ・・・
と思ってしまうのです。

「 許せない 」

という感情がいきすぎると・・・

相手のことが憎くなり、暴言を吐いたり、時に暴力を振るったりすることがあるでしょう。

そういった思いから、DVに繋がっていきます。


2 話をすぐ自分中心に持っていく人

「 話をすぐ自分中心に持っていく人 」は
話の中心に自分がいないと満足しません。

相手の話を聞こうとせずに、自分の話に持っていき、自分の主張をしたくなる。
相手の話や意見は二の次で、自分の意見が言えればそれで満足なのです。

そのことが行きすぎると・・・

相手の意見を遮り

「 自分の意見が正しいから、それに従いなさい 」

という考えになり、相手の人権を尊重せず、モラルハラスメントという暴力に繋がっていきます。

モラルハラスメントもまたDVの一種です。



3 自分が悪いのになかなか謝らず、人のせいにしている人

DV被害に遭ってしまった人が、

「 私が悪いんです。あの人を怒らせてしまったから・・・ 」

と話をすることがよくあります。

まさしく、この関係性こそがDVを物語っています。

自分が悪いことをしているのに
話をすり替え
相手が悪いことにしてしまっています。

初めは、被害者も言い返しますが、するりと話をすり替えされ

次第に被害者の方が

「 こうなってしまったのは、私が悪いんだ 」

と思い込むようになっていきます。

この話のすり替えがうまく、自分の非を認めず、謝らない人は・・・

被害者をコントロールし、支配していきます。

一度、この支配に飲み込まれてしまうと、なかなか抜け出せなくなってしまい
長年DVに苦しんでしまいます。



4 相手よりも優位に立とうとし、コントロールしようとする人

DVをしてしまう人の中には・・・

相手の行動や思考をコントロールし、支配下に置くことに、
強い欲求を持っている人もいます。

相手をコントロールできないと・・・

不安な気持ちになり、自分自身のメンタルが崩れてしまい、
不安定な状況に陥ってしまいます。。。

その状況に陥らないようにするために、相手をコントロールしようとします。

例えば・・・

今、相手はどこで何をしているのか。
その都度、報告させて、相手の行動をチェックしている。

等が挙げられます。

意識的にコントロールしている人もいれば、無意識の方もいるようです。



5 相手の意思決定に口出しをし、自由に物事を決めさせない人

DVをしている人の中には・・・

「 相手の意思決定や選択に対して、圧力をかけてくる 」

人がいます。

相手がこうしたいという思いを無視し、自分がいいと思う事を選ばせようとする。

自分にとって不利な選択を、相手にさせないようにしてきます。

「 俺が気に食わないから、やめろ 」
「 (この選択が)絶対にいいから、これにしろ 」

命令口調で、時には怒り、威嚇をしながら、選択を迫ります。
相手は、怖いので、その選択に従います。

DVしている側は・・・

「 相手に選ばせた 」

と言いますが・・・

相手は・・・

「 怖かったから、その選択に従いました 」

この言葉は、DV被害者から、よく聞く声です。

相手が家を出ていってから、そのことに気付きます。
DVをしている方は、自分がDVしていることに、全く気付きません。



6 相手を社会から分離し、孤立させる人

DVをしてしまう人の特徴として・・・

相手を社会から分離させ、家の中にいさせようとします。

「 (相手は働きたいのに)お金は自分が稼いでくるから、家の中に居てくれ 」
「 (相手が習い事をしたいのに)お金がもったいないから、やめておけ 」
「 (友人から食事に誘われ、行きたいのに)俺のご飯はどうするつもりだ。放っておくのか 」

いろいろな理由をつけ、断らせます。相手の意見は無視です。

時には・・・

友人だけではなく、親族の集まりにも行かせません。

「 俺は正しいから、俺に従っておけば大丈夫だから! 」

自分の言うことだけが正しいと思っています。
正しい選択をさせようと必死に説得します。



今回のまとめ

今回の記事はいかがだったでしょうか?

本日は・・・

「 DVをしてしまう人の6つの特徴 」

をあげました。

身近な人がこういった行動をしていると・・・

もしかするとDVをしてしまう人になっていくかもしれません。

もちろん、今回あげた6つの特徴の人、
全てがDVをしてしまうかというとそうではありません。

まっとうに生きている方もいます。

しかし、こういった特徴をもった人が、DVをしてしまっているのも事実です。

さて、ここでみなさんにお伝えしたいことがあります。

それは・・・

もし、DVをしてしまったとしても、人は変われる可能性があるということです。

「 DVをしてしまっている人は、変わらないのではなく、
自分を変えたいと本気で思えば、自分を変えることは可能 」

です。

DVをしてしまっている方、DVで悩んでいる方・・・

私と一緒に状況を変えてみたいと思った方は・・・

「 DV 専門カウンセラー 佐々木浩介 」

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また・・・

私の運営しているYouTubeチャンネルでも、DVについての情報を発信しています。
こちらのチャンネルもぜひ覗いてみてください。

これからもDVに関する記事を定期的にアップしていきます。
またこちらのページにお立ち寄りくださいませ。

それでは、また他のブログでお会いしましょう。



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