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モラハラ夫にならないためのたった3つの方法!DV加害者相談専門の臨床心理士が解説!

モラハラ夫にならないためのたった3つの方法!DV加害者相談専門の臨床心理士が解説!

モラハラ夫にならないための方法をDV加害者カウンセラーが解説

キンモクセイの香りが香ってくる、今日この頃ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

実は私・・・

1年の中で一番好きな季節が、この時期です。
キンモクセイの香りが大好きな・・・臨床心理士の佐々木です。
キンモクセイの香りの商品が、もっと増えてほしいなと感じているこの頃です。笑。

さて、雑談はこの辺にして・・・

今回のテーマは、

「 モラハラ(モラルハラスメント)夫にならないためのたった3つの方法 」

についての記事です。

私のところに相談にやってくる加害者の方は・・・

「 自分がモラハラをしていることに気がついていない 」方がほとんどです。

モラハラをしてしまっていることに気が付かず、過ごしていると・・・

ある時、パートナーは離婚したいと言い出し、家を出て行きます。
そうなってしまうと、また夫婦として、うまくやっていくことが難しい状況になっていきます。

そうならないために・・・

今からお伝えすることを気をつけ、パートナーと対等な関係で接することが大切になります。

この記事を読んでいただけると・・・

「 モラハラ夫にならないために大事なこと 」

が分かります。

ぜひ、最後までご覧くださいませ。それでは、スタート!


DV加害者に関わる臨床心理士が紹介!どうしてもDVをしてしまう人の心理とは?(まとめ)  👈 過去の記事はこちらから!

1 しっかりとパートナーの顔を見て、会話しましょう。

一見すると、とても簡単なようですが・・・

スマホが広がっている現代の世の中では、意外にできている方は少ないように感じます。

パートナーと会話をしている最中にスマホを触って会話すると・・・

パートナーは、自分の話を真剣に聞いてもらえていないと感じることでしょう。

スマホをいじりながら話を聞いていると、同時に2つのことをしないといけないため、注意が散漫になります。
話を聞いているつもりでも、話がうまく噛み合わず、ケンカになってしまった経験はないでしょうか。

スマホを見ながら、話を聞いていると、パートナーは次のような気持ちになります。

「 私の話を聞きたくないんだ・・・ 」
「 私よりもスマホの方が大切なのかな・・・ 」
「 それとも、私のことを無視したくて、わざとスマホを触っているのかな 」
「 私のことなんか、どうでもいいんだな 」

書いても書き出せないほど、パートナーは寂しい気持ちになっていきます。
自分の存在価値がないように感じ、悲しい気持ちになって行きます。

もし、そういったケンカの経験がある方は要注意です!
もうすでに、モラハラ夫になってしまっているかもしれませんよ。

パートナーがあなたに話をしているときは・・・

「 あなたに話を聞いてほしいから 」
「 あなたに気持ちをわかってほしいから 」
「 あなたに理解してほしいから 」

パートナーが話をしているときは、スマホを置いて、しっかり顔を見ながら、会話をしましょう。

そうすると・・・

きっとパートナーは、自分のことを理解してもらえたと思うでしょう。

ぜひ、今日から取り組んでみてください。




2 もし意見が違っても、まずは話を聞きましょう。

パートナーの話を聞いていると・・・

自分とは意見が違うということが出てくるでしょう。

そういったとき、みなさんはどうしていますか?

「 それは違うよ!! 」

と感情的になって、自分の意見を伝えていませんか?

確かに、意見が違った時に、自分の意見を伝えることは、とても大切なことです。

でも、少し考えてみてください・・・。

気持ちがモヤモヤしており、混乱しているから、あなたに話を聞いてほしいのです。

「 私が悪いのかな 」
「 でも気持ちがモヤモヤする 」
「 夫なら、きっと理解してくれるはず 」
「 夫にこの気持ちを聞いてほしい。話をしてみようかな 」
「 自分の気持ちをわかってほしい 」

パートナーは、こういった思いで、話をしてくるはずです。

が、しかし、あなたが話を遮り、

「 それは違うよ。あなたが悪いよ 」
「 あなたが言っていることは間違いだ 」

こういった言葉が返ってきたら、パートナーはどう思うでしょうか?

たとえ、あなたが言っていることが正しかったとしても・・・

パートナーの気持ちがすっきりとすることはないでしょう。

それどころか・・・

「 私の気持ちをちっとも理解してくれない 」
「 私のことを認めてくれていないんだ 」
「 私のことをダメな最低な人間と思っているんだ 」
「 正しいことがそんなに大切なの?私の気持ちは? 」

と、疑心暗鬼になり、あなたから気持ちが離れて行きます。

そして、最悪の場合・・・

「 私の人格を否定する、モラハラ夫だ 」

と思うようになります。

そうなる前に・・・

少なくとも、パートナーが話し終えるまで、

「 まずは、否定せずに話を最後まで、話を聞きましょう 」

話終えたら、そのまま終えるのもありです。

話の聞き方を間違えると・・・

パートナーは、人格を否定されたと感じてしまいます。

「 否定せずに話を聞く 」

このこともまた、モラハラ夫にならないために大事な要素です。


3 自分の意見を伝えるときは、You(ユー)メッセージではなく、I(アイ)メッセージで。

今までは、話の聞き方についてでしたが・・・

ここからは自分の意見の伝え方についてです。

話を聞いて、パートナーが落ち着くようであれば、そのまま話を終えてもいいのですが・・・

どうしても自分の意見を伝えたい時があると思います。
そういったとき、パートナーにどう伝えればいいのか、について話をしていきます。

まず、大事なことは・・・

「 意見を伝えるときは、パートナーが十分に話し終えたあと 」

ということです。

パートナーが話をしたいという時には、しっかりと話を最後まで、聞きましょう。

そうすると・・・

「 パートナーの本当の気持ちが分かってくるはずです 」

話し始めたときは、モヤモヤしているので、自分の気持ちを話します。
話しをしているうちに、気持ちの整理がつき、パートナーが本当の気持ちに気づくかもしれません。

「 その気持ちの気づきをサポートする 」

とても素晴らしいことのように聞こえませんか?

「 サポートする 」という気持ちがあれば・・・
モラハラが起こるということはなくなるでしょう。

とてもいい関係のようですよね。

そして、もう一つ。

「 自分の意見を伝えるときは、You(ユー)メッセージではなく、I(アイ)メッセージで 」

です。

You(ユー)メッセージや、I(アイ)メッセージ、初めて聞いたという方も多いと思います。

どういった意味かというと・・・

「 You(ユー)メッセージは、主語があなた 」
「 I(アイ)メッセージは、主語がわたし 」

こういったことです。

つまり、You(ユー)メッセージだと・・・

「 あなたが悪い 」
「 あなたの意見が間違っている 」

です。

逆に、I(アイ)メッセージだと・・・

「 私は ◯ ◯ ◯ だと思うよ 」
「 私はこんな意見だよ 」

となります。

私を主語とした、I(アイ)メッセージだと、一気に場が柔らかくなり、雰囲気が良くなっていきます。

パートナーと対等な立場で、意見を伝える。

「 あなたが間違っている 」

ではなくて、

「 私は、こう思うよ 」

と。

パートナーを否定することなく、対等な立場で、話ができれば・・・

「 モラハラ夫とは、サヨナラです 」


今回のまとめ

今回の記事はいかがでしたか?

実は・・・

「 モラハラ夫 」

増えて来ているんです。

モラハラの相談、本当に増えました。

私の記事を見て、1人でも多くの人に届き、モラハラがなくなれば幸いです。

まとめると・・・

① しっかりとパートナーの顔を見て、会話しましょう。
② もし意見が違っても、まずは話を聞きましょう。
③ 自分の意見を伝えるときは、You(ユー)メッセージではなく、I(アイ)メッセージで。

この3つのこと、簡単そうですが・・・

けっこう難しいです。
実行しようとしても、うまくいかず、諦めてしまう方もいらっしゃいます。

そこで、1つ提案です。

「 DV加害者カウンセラー 佐々木浩介 」

と一緒に、こういった変化に取り組んでいきませんか?

ぜひ、私に変化のサポートを協力させていただきませんか?

お問い合わせ方法については、このページの CONTACT をクリック。
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カウンセリングはオンラインでも行なっています。
また、電話でのカウンセリングも受け付けております。

全国どこからでもOKです。ぜひ、お声かけください。

また・・・

私の運営しているYouTubeチャンネルでも、DVについての情報を発信しています。
こちらのチャンネルもぜひ覗いてみてください。

これからもDVに関する記事を定期的にアップしていきます。
またこちらのページにお立ち寄りくださいませ。

それでは、また他のブログでお会いしましょう。



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