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子ども時代の◯◯◯が理由で、DV加害者になってしまいます!DV加害者相談専門カウンセラーが解説!

子ども時代の◯◯◯が理由で、DV加害者になってしまいます!DV加害者相談専門カウンセラーが解説!

子ども時代の家庭環境は、のちのちのDV加害につながってしまうのか?

みなさま、こんにちは。こんばんは。

DV相談を専門に行なっている臨床心理士の佐々木浩介と申します。
普段から、DVに関する情報(特にDV加害者に関する情報)をブログやYouTubeで発信しております。

もちろん、今回もDVに関する情報をお伝えしていこうと思います。

さて、今回の記事は・・・

「 子ども時代の家庭環境は、のちのちのDV加害に関係があるのか 」

というテーマです。

「 DV加害者の子ども時代ってどうだったんだろうか? 」
「 子ども時代の出来事って、DVをするようになったのと関係はあるの? 」

これらの疑問はいたるところで聞く質問です。

普段からDV加害者のカウンセリングを行なっていると・・・

子ども時代のとある経験が、のちのちのDV加害に関係していることに気がつきました。
その気づいた点について、今回は詳しく解説していこうと思います。

さて、どんな経験なのでしょうか・・・

ここまで読んでくださったあなたは、きっと気になっていることでしょう

DV加害者相談専門カウンセラーが、その疑問を紐解いていきます。

気になった方はぜひ、最後までチェック!
それでは、スタートです!

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暴力(虐待)を受けていた子ども時代

DV加害者の方のカウンセリングを行なっていると、
自身の暴力だけではなく、過去の話(子ども時代の話)をすることもあります。

その時に、

「 子ども時代、父親もしくは母親から、暴力を受けていた 」

このお話はよく聞きます。

「 親から、叩かれて(殴られて)育ちました 」
「 親から、怒鳴られて育てられました 」
「 親が常に機嫌が悪く、無視をよくされていました 」

このような話をされます。

暴力が当たり前の家庭で育つ子どもは、暴力を体感し、見て学び、

『 誤った家族関係 』

を学習をしてしまいます。

「 暴力を振るわれることは、愛情なんだ・・・愛のムチなんだ・・・ 」
「 自分のいうことを聞かないと、暴力を振るってもいいんだ・・・ 」
「 時には暴力も必要なんだ・・・ 」

何より、自身が育てられる際に、暴力という形でのコミュニケーションしか見ておらず・・・

まともな、そして、正常な、人との関わり方が分からない。。。

こんなふうになってしまいます。

『 誤った家族関係を学習してしまった 』

結果、DVをするようになってしまう・・・こういったこともあるようです。



暴力(虐待)を受けていた子ども時代・・・その影響

子ども時代に暴力(虐待)を受けて育つと、
その後、どんな影響があるのか・・・

何も影響はない・・・

いえいえ、そんなはずはありません。

かなりの被害・・・とても大きな大きな影響(トラウマ)を受けてしまいます。

「 人を信じることができない 」
「 自己肯定感が低く、自分に自信がない 」
「 なかなか仕事が続かない 」
「 うまく人間関係が築くことが難しい 」        などなど

まだまだ、たくさんの影響を受けてしまいます。。。

愛してくれるはずの人から、愛がもらえなかった・・・
そのため安心感がなく、常に不安定。気持ちの余裕がない。
いろいろなことから、逃げ出したい・・・
なぜか眠れない・・・
得体の知らない不安感がある。。。

などなど、DVは、のちのちの生活に悪い影響を及ぼします。

特に、大きな影響として挙げられるのが・・・

「 DVをするようになる 」

です。

いわゆる・・・

『 世代間連鎖 』

と言われているものです。

DVが日常的にあった家庭で育ってしまうと・・・

『 暴力に対して、非常に親和性が高く 』なります。
つまり、暴力(DV)をすることに抵抗がありません。

嫌なことやうまくいかないことに遭遇すると・・・

「 暴力(DV)を選択 」し、心のストレスを発散させていきます。
本人も知らないうちに、暴力(DV)することを学習してしまっています。
ですので、本人も無意識に、暴力(DV)に頼って、心のストレスを発散させてしまっています。

過去のトラウマ的なものとして、暴力(DV)が起きてしまっている。

本人も無意識に・・・非常に、怖いですね。。。

当然ですが、だからと言って、暴力をすることは仕方がないということではありません。
暴力(DV)を選択してしまっているわけですので、本人の責任です。

でも、無意識的に暴力(DV)を選択してしまっているわけですので、
自然と良くなることは、まずありません。

専門家に相談し、暴力(DV)を 

『 治していく 』

必要があります。


暴力(DV)をしてしまうようになる背景と改善方法

前章でも話をしたように・・・

過去のDV(虐待)被害体験により・・・

「 自分もDV加害者になってしまった 」

こういった方も少なくはありません。

DV加害者プログラムを受けている方や、私のカウンセリングを受けている方も
DV(虐待)被害体験がある方は、実は・・・たくさんいらっしゃいます。

当然ですが、ここでお話ししていることは、DVを肯定しているわけではありません。

ここでお伝えしたいことは・・・

トラウマも絡んでくるため、自然と治るということは残念ながら・・・ありません。
治したいということであれば

『 専門家に相談してほしい 』

ということです。

しっかりと紐解いていきながら、プログラムやカウンセリングに取り組んでいけば・・・

『 DVを治すことも可能 』

です。

DVを辞めることを諦めずに・・・

ぜひ、一緒に取り組んでいきましょう。相談お待ちしております。


今回のまとめ

いかがでしたか?

本日の記事は・・・

「 子ども時代の家庭環境は、DV加害に関係あるのか? 」

について、触れていきました。

無意識のうちに、DVをしてしまっている・・・

それは、過去の子ども時代のことが影響し、DV加害者になってしまっているのかもしれません。
(可能性の1つとして)。

DV問題は、何も珍しい事ではなく、身近に潜んでいるものです。
実は身近に潜んでいる「 DV 」について私に相談してみませんか。

そう思われた方は・・・

ぜひわたくし、「 DV専門カウンセラー 佐々木浩介 」にご相談くださいませ。

相談方法については、このページの CONTACT をクリック。
応募フォームからカウンセリングをお申し込みください。

カウンセリングはオンラインでも行なっています。
また、電話でのカウンセリングも受け付けております。

全国どこからでもOKです。ぜひ、お声かけください。

また・・・

私の運営しているYouTubeチャンネルでも、DVについての情報を発信しています。
こちらのチャンネルもぜひ覗いてみてください。

これからもDVに関する記事を定期的にアップしていきます。
またこちらのページにお立ち寄りくださいませ。

それでは、また他のブログでお会いしましょう。


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