DV加害者にならないためには?
夏も終わり、秋の足音が近づいてきておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
昼間はまだまだ暑い日もあるため、服装選びが大変な佐々木です。笑。
このサイトのブログでは・・・
『 DV 』についての記事を多数、書いていますが、
今回も『 DV 』についての記事を書いていこうと思います。
以前のブログでは、
『 過度な思い込み(勘違い)』
がDV加害者になってしまうことに影響しているとお伝えしました。
DVに発展してしまうメカニズムについて、
「 そんなこと分かっていたよ 」
「 分かっているけど、やめられない 」
「 DVのメカニズム、とても意外だった 」
「 知らなかった 」
などなど、いろいろな意見があると思います。
実際にDV加害者教育プログラムに参加する方々も学び始めの時に
「 DVのこと、全然知らなかった 」
「 まさか自分がDVをしていたなんて・・・」
「 分かっているけど・・・止められないんだよな・・・ 」
など、反応は様々です。
あなたもDV加害者にならないよう
DVに関して、もう一歩、理解を深めていきましょう。
それでは、ブログスタートです。
昼間はまだまだ暑い日もあるため、服装選びが大変な佐々木です。笑。
このサイトのブログでは・・・
『 DV 』についての記事を多数、書いていますが、
今回も『 DV 』についての記事を書いていこうと思います。
以前のブログでは、
『 過度な思い込み(勘違い)』
がDV加害者になってしまうことに影響しているとお伝えしました。
DVに発展してしまうメカニズムについて、
「 そんなこと分かっていたよ 」
「 分かっているけど、やめられない 」
「 DVのメカニズム、とても意外だった 」
「 知らなかった 」
などなど、いろいろな意見があると思います。
実際にDV加害者教育プログラムに参加する方々も学び始めの時に
「 DVのこと、全然知らなかった 」
「 まさか自分がDVをしていたなんて・・・」
「 分かっているけど・・・止められないんだよな・・・ 」
など、反応は様々です。
あなたもDV加害者にならないよう
DVに関して、もう一歩、理解を深めていきましょう。
それでは、ブログスタートです。
YouTube「臨床心理士ささみんちゃんねる」 毎週火曜日更新中です! 👈DVについての動画あります。こちらもチェック!
クイズです 「 紙にペットボトルの絵を描いてください 」
ここでいきなりクイズです。
「 紙にペットボトルの絵を描いてください 」
こう言われて、皆さんはどういうふうにペットボトルを描きますか?
ほとんどの方が、ペットボトルを横から見て、絵を描くと思います。
上が細長くてキャップがあり、下の方にはラベルが貼ってあり、上部より下部の方が太い。
そういった図を描く人がほとんどだと思います。
しかし、こうは考えられないでしょうか・・・?
「 ただ、 ○ を描く 」
これもまた、正解です。
皆さん、お気づきでしょうか・・・?
ペットボトルを上の方から見ると、ただの ○ なんです。
ペットボトルを斜めから見るとどうでしょう?
するとまた、違うように見えます。
上のクイズでは・・・
「 紙にペットボトルの絵を描いてください 」
と言っていますので、上の答え、全部が正解です。
少し意地悪な問題になりましたが、クイズの答えは一つではありません。
『 答えは・・・複数あり、全部が正解です 』
「 紙にペットボトルの絵を描いてください 」
こう言われて、皆さんはどういうふうにペットボトルを描きますか?
ほとんどの方が、ペットボトルを横から見て、絵を描くと思います。
上が細長くてキャップがあり、下の方にはラベルが貼ってあり、上部より下部の方が太い。
そういった図を描く人がほとんどだと思います。
しかし、こうは考えられないでしょうか・・・?
「 ただ、 ○ を描く 」
これもまた、正解です。
皆さん、お気づきでしょうか・・・?
ペットボトルを上の方から見ると、ただの ○ なんです。
ペットボトルを斜めから見るとどうでしょう?
するとまた、違うように見えます。
上のクイズでは・・・
「 紙にペットボトルの絵を描いてください 」
と言っていますので、上の答え、全部が正解です。
少し意地悪な問題になりましたが、クイズの答えは一つではありません。
『 答えは・・・複数あり、全部が正解です 』
このクイズの答え「 ◯ ◯ ◯ が 正解です 」が、DV加害者にならないために重要?
上で書きました、クイズの答え・・・
『 複数あり、全部が正解 』
実は、この考え方・・・
DV加害者にならないための考え方なのです。
なぜ、この考え方がDV加害者にならないための考え方なのか・・・
それは、
『 考え方の柔軟さ 』
が関係しています。
前回の記事でも触れましたが
人は・・・
今までの経験や自分の価値観・生まれ育った文化から、自分の中の常識を作りだし、その常識の中にその物事を当てはめ、そして判断し、行動します。
つまり、自分のフィルターを通し、何が正しいか何が間違いかを判断してしまいます。
クイズの例で言うと・・・
「 ペットボトルを横から見て、絵を描くのが正しい 」
と思ってしまうのです。
しかし、正解は一つではありません。
複数、正解があるのです。
10人いれば、10通りの答えがそこにあります。
「 その複数の答え、つまり、複数の考え方があることを理解し、その違いを認める 」
ことが大切なのです。
「 考え方の違いを理解し、違いを認める 」
この考え方が
DV加害者にならないための大切な考え方の一つです。
『 複数あり、全部が正解 』
実は、この考え方・・・
DV加害者にならないための考え方なのです。
なぜ、この考え方がDV加害者にならないための考え方なのか・・・
それは、
『 考え方の柔軟さ 』
が関係しています。
前回の記事でも触れましたが
人は・・・
今までの経験や自分の価値観・生まれ育った文化から、自分の中の常識を作りだし、その常識の中にその物事を当てはめ、そして判断し、行動します。
つまり、自分のフィルターを通し、何が正しいか何が間違いかを判断してしまいます。
クイズの例で言うと・・・
「 ペットボトルを横から見て、絵を描くのが正しい 」
と思ってしまうのです。
しかし、正解は一つではありません。
複数、正解があるのです。
10人いれば、10通りの答えがそこにあります。
「 その複数の答え、つまり、複数の考え方があることを理解し、その違いを認める 」
ことが大切なのです。
「 考え方の違いを理解し、違いを認める 」
この考え方が
DV加害者にならないための大切な考え方の一つです。
違った見え方ができるようになると・・・
この章では・・・
いろんな角度から見えるようになった人の体験談をお話しましょう。
パートナーの行動に腹が立ち、無視や言葉での罵りがあり、DV(モラハラ)をしてしまい、パートナーが出ていってしまった40代Aさんのお話。
Aさんは、結婚当初より、パートナーの家での態度が気になっており、
「 自分を夫として、立ててくれない 」
「 子どもに対しては優しいが、自分には態度が冷たい 」
「 わざと私を怒らせて、喧嘩をふっかけてくる 」
などの、パートナーに対して不満を持っていた。
ある時、爆発してしまい、パートナーに対して、
「 ○ね 」
「 お前は人としておかしい。何か頭のネジが一本取れているんじゃないか 」
「 お前は人間のクズだ 」
など、パートナーを罵る言葉を連呼してしまいました。
そのことをきっかけにし、毎日のように罵る言葉を言うようになり、それが当たり前になっていきました。
パートナーはその罵りに耐えきれなくなり、ついには子どもを連れて実家に帰ってしまいました。
パートナーが出ていき、ようやく大変なことをしたと気づいたAさんは、私に連絡し、カウンセリングをスタートしました。
カウンセリングでは素直に率直に、自分に対して、誠実に向き合い、パートナーにしてしまった行動を振り返り、私と共にその行動を分析をしていきました。
分析をしたところ・・・
Aさんの考え方のくせ、一方向からしか物事を捉えることができないということが分かりました。
そこで、カウンセリングの中で、一方向からだけではなく、多方面から物事を捉え、柔軟な考えができるよう、トレーニングしていきました。
しばらくトレーニングしたのち、ある程度、柔軟な考え方ができるようになりました。
そうなると・・・
「 パートナーから馬鹿にされたと思わなくなった 」
「 パートナーと2人の時は、優しく話をしてくれる 」
「 パートナーが仕事で忙しくして帰ってきた時には、余裕がなくなり、無言になる 」
など、今までにない柔軟な考え方ができるようになり、
その変わっていく様子をパートナーは見ており、試しお泊まりを経由し、
1年後には、家に帰ってくる事となった。
見え方や、柔軟な態度ができるようになったおかげで、喧嘩も減り、
今でも仲良い状態が続いております。
不思議ですね・・・
カウンセリングで、大きな変化が起きました。
新婚当初よりも仲良く、いい家族生活が送れるようになりました。
『 柔軟な考え方 』
このことがAさんにとっては、大きな大きなポイントでした。
こういったAさんのケースもあります。
似たような方、いらっしゃらないでしょうか・・・
もし似たような方いらっしゃったら、私への連絡、お待ちしております。
いろんな角度から見えるようになった人の体験談をお話しましょう。
パートナーの行動に腹が立ち、無視や言葉での罵りがあり、DV(モラハラ)をしてしまい、パートナーが出ていってしまった40代Aさんのお話。
Aさんは、結婚当初より、パートナーの家での態度が気になっており、
「 自分を夫として、立ててくれない 」
「 子どもに対しては優しいが、自分には態度が冷たい 」
「 わざと私を怒らせて、喧嘩をふっかけてくる 」
などの、パートナーに対して不満を持っていた。
ある時、爆発してしまい、パートナーに対して、
「 ○ね 」
「 お前は人としておかしい。何か頭のネジが一本取れているんじゃないか 」
「 お前は人間のクズだ 」
など、パートナーを罵る言葉を連呼してしまいました。
そのことをきっかけにし、毎日のように罵る言葉を言うようになり、それが当たり前になっていきました。
パートナーはその罵りに耐えきれなくなり、ついには子どもを連れて実家に帰ってしまいました。
パートナーが出ていき、ようやく大変なことをしたと気づいたAさんは、私に連絡し、カウンセリングをスタートしました。
カウンセリングでは素直に率直に、自分に対して、誠実に向き合い、パートナーにしてしまった行動を振り返り、私と共にその行動を分析をしていきました。
分析をしたところ・・・
Aさんの考え方のくせ、一方向からしか物事を捉えることができないということが分かりました。
そこで、カウンセリングの中で、一方向からだけではなく、多方面から物事を捉え、柔軟な考えができるよう、トレーニングしていきました。
しばらくトレーニングしたのち、ある程度、柔軟な考え方ができるようになりました。
そうなると・・・
「 パートナーから馬鹿にされたと思わなくなった 」
「 パートナーと2人の時は、優しく話をしてくれる 」
「 パートナーが仕事で忙しくして帰ってきた時には、余裕がなくなり、無言になる 」
など、今までにない柔軟な考え方ができるようになり、
その変わっていく様子をパートナーは見ており、試しお泊まりを経由し、
1年後には、家に帰ってくる事となった。
見え方や、柔軟な態度ができるようになったおかげで、喧嘩も減り、
今でも仲良い状態が続いております。
不思議ですね・・・
カウンセリングで、大きな変化が起きました。
新婚当初よりも仲良く、いい家族生活が送れるようになりました。
『 柔軟な考え方 』
このことがAさんにとっては、大きな大きなポイントでした。
こういったAさんのケースもあります。
似たような方、いらっしゃらないでしょうか・・・
もし似たような方いらっしゃったら、私への連絡、お待ちしております。
今回のまとめ
今回の記事はいかがでしたか?
今回は「 DV加害者にならないための柔軟な考え方の一つ 」を紹介しました。
とはいえ・・・
自分と違う考えを認める・・・
簡単に書いていますが、とても難しいことです。
そもそも、物事に対して、違う見方をすること自体、とても難しいです。
私自身も物事を見るとき、視野が狭くなり、なかなか違う見方ができなくなることがあります。
その時に役立つのが・・・
「 人の意見 」です。
私も視野が狭くなった時には、人に相談します。
人の意見を聞くと、
「 あ、そんな意見もあるんだな 」
と、よく気付かされます。
そこで、人に相談することの大切さを私自身も実感します。
悩んだとき、また苦しくなった時、視野が狭いなと感じた時、そういった時は・・・
ぜひわたくし、「 DV加害者専門カウンセラー 佐々木浩介 」にご相談くださいませ。
相談方法については、このページの CONTACT をクリック。
応募フォームからカウンセリングをお申し込みください。
カウンセリングはオンラインでも行なっています。
また、電話でのカウンセリングも受け付けております。
全国どこからでもOKです。ぜひ、お声かけください。
また・・・
私の運営しているYouTubeチャンネルでも、DVについての情報を発信しています。
こちらのチャンネルもぜひ覗いてみてください。
これからもDVに関する記事を定期的にアップしていきます。
またこちらのページにお立ち寄りくださいませ。
それでは、また他のブログでお会いしましょう。
今回は「 DV加害者にならないための柔軟な考え方の一つ 」を紹介しました。
とはいえ・・・
自分と違う考えを認める・・・
簡単に書いていますが、とても難しいことです。
そもそも、物事に対して、違う見方をすること自体、とても難しいです。
私自身も物事を見るとき、視野が狭くなり、なかなか違う見方ができなくなることがあります。
その時に役立つのが・・・
「 人の意見 」です。
私も視野が狭くなった時には、人に相談します。
人の意見を聞くと、
「 あ、そんな意見もあるんだな 」
と、よく気付かされます。
そこで、人に相談することの大切さを私自身も実感します。
悩んだとき、また苦しくなった時、視野が狭いなと感じた時、そういった時は・・・
ぜひわたくし、「 DV加害者専門カウンセラー 佐々木浩介 」にご相談くださいませ。
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カウンセリングはオンラインでも行なっています。
また、電話でのカウンセリングも受け付けております。
全国どこからでもOKです。ぜひ、お声かけください。
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それでは、また他のブログでお会いしましょう。