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意外と多い⁉︎女性から男性へのDVの実態について、DV相談専門カウンセラーが語ります!

意外と多い⁉︎女性から男性へのDVの実態について、DV相談専門カウンセラーが語ります!

DV相談専門臨床心理士が語る、女性のDVについて

みなさん、新年明けましておめでとうございます。

ご挨拶が遅れてしまいましたが・・・

今年もよろしくお願いいたします。

私のお正月は・・・

高校サッカーを見ておりました!
私が住んでいる鹿児島県は、「神村学園」が出場し、ベスト4まで進出してくれました。
残念ながら、決勝に駒を進めることは出来ませんでしたが、十分に楽しませてくれました。

神村学園に感謝です!!!

さて、新年1本目のブログは・・・

意外と相談がある

「 女性から男性へのDVについて 」

です!

みなさんは、DVは男性から女性に振るわれるものと思っていませんか?

確かに、男性から女性に振るわれるDVが表に多く出てしまっており、報道等されております。

しかし・・・

私のカウンセリングは

「 女性から男性に対して振るわれるDV  」

の相談も、少なくありません。

意外と多いのです。

今回のブログでは・・・

「 女性から男性に振るわれるDVの実態 」

について、書いていこうと思います。


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発達障害を持っており、夫とのコミュニケーションを取ることに苦労している女性Aさん

子どもの頃から、発達障害と診断を受け、人との関わりに苦労してきたAさん。

小さい頃から、人間関係には苦労し、うまく友人を作ることが出来ず、孤立していた。

そんな中、夫とは、大学時代に知り合った。

当時、サークルの先輩だった夫は、Aさんの良き理解者で、
Aさんが起こしてしまうサークル内の揉め事に関しても、うまく仲裁をしてくれ、
夫のおかげもあり、大学時代のサークルは最後まで、楽しく過ごすことができた。

そうしているうちに、Aさんは夫に惹かれるようになり、1年の交際期間を経て、結婚することとなった。
結婚当時、Aさんは、大変幸せな結婚生活を送っていた。

結婚して2年後、子どもを授かり、出産。

子どもが産まれてきて、生活は一変。

今まで、夫がAさんのペースに合わせてくれており、うまくいっていたが、
子どもが中心となり、Aさんのペースが見出されてしまい、日々イライラする生活を送るようになってしまった。

幸いにも、子どもに対して、怒りが向くことはなかったが、
その日々のストレスからのイライラが、次第に夫に向くようになってしまった。

子どもの夜泣きやぐずりがあると、夫に対しての暴言や、直接的な殴る、蹴るの暴力。
また、物を投げることや、夫の存在を無視するような行動が出てきた。

理解のある夫に対して、なんで暴力を振るってしまうのか分からない日々で、
次第に、自分を責めるようになり、自傷行為(リストカット)をしてしまうようになってしまった。

自分ではどうしようもなくなり、私のホームページからカウンセリングの申し込みがあり、カウンセリングを開始。



Aさんの場合・・・カウンセリング開始から、DVをしなくなるまでの過程

カウンセリング開始し、まず夫への謝罪の気持ちを口にした。
優しい夫に対して、暴力を振るってしまっている現状について、涙ながらに語る様子が見られた。

「 夫や子どものために、自分を変えていきたい 」

Aさんはこういった想いを語ってくれた。

しかし、うまく想いを言葉にすることが出来ない。
そのため、昔から大切な人とトラブルになってしまい、離れていってしまった失敗体験を多くしていた。

「 私はダメな人間で、誰にも愛されないそんな人間です 」

この言葉は、Aさんの心からの言葉だった。。。

昔から多くの失敗体験をしていたAさんは、自分に自信をなくし、

愛される価値のない人間・・・

そう思うようになっていったとのこと。

発達的な特性から、自分の想いを言葉で伝えることが苦手だったため、
アサーショントレーニング(自分の想いをしっかりと言葉で伝えることができるようになるトレーニング)
をカウンセリングの中で行うことにした。

ゆっくりなペースではあったが、
Aさんのアサーションスキルも徐々に身につき、
夫に対して、自分の想いを言葉で
しっかりと伝えることができるようになっていった。

夫もAさんの努力を認め、Aさんが言葉で伝えようとする態度に、根気強く対応してくれた。

「 こういう伝え方をすると、夫に伝わるかもしれない 」
「 そういういい回しだと、暴力になってしまう 」
「 そうそう!その言い方いいですね 」

何度も何度も、カウンセリングの中で、話し合い、練習を繰り返し、トレーニングを重ねていった。

カウンセリングを重ねていき、2年が経とうとする時、Aさんはほとんどの場面で、

「 DV 」 というコミュニケーションパターンを使わずに、

夫に想いを伝えることができるようになっていった。

夫や子どもとの関係も改善し、普段から仲良く、過ごすことができるようになっていった。

今はカウンセリングを開始し、3年になるが、毎月カウンセリングを行い、Aさんのサポートを続けている。

「 カウンセリングを受けることで、安心できる 」
「 日々のストレスをDVをすることで、発散していたんだと思う。今は違う形で発散ができている 」
「 カウンセリングで話をすることで、暴力を振るわないためのお守りのようになっている 」

そういった言葉を話してくれる。

これからも、カウンセリングでAさんが「DV」という、コミュニケーションパターンを取らないように
サポートしていこうと思っている。

これからもAさんの結婚生活は続いていくのであった・・・

(一部、内容を変えて執筆しております)。



今回のまとめ

いかがでしたか?

今回のブログは・・・

女性から男性へのDVの実態について、話をしてきました。

男性であろうと、女性であろうと・・・

「 DV(暴力)という形のコミュニケーションパターン 」

をとってしまうと、本来正常に働いていくはずの家族機能が壊れてしまい、
家族が破綻していきます。

一度、破綻してしまうとなかなか元に戻るのは難しいものです・・・・

そうならないためにも・・・

「 DV 専門カウンセラー 佐々木浩介 」

に相談してみませんか?

相談していただければ・・・

変化のサポート協力させていただきます。

お問い合わせ方法については、このページの CONTACT をクリック。
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カウンセリングはオンラインでも行なっています。
また、電話でのカウンセリングも受け付けております。

全国どこからでもOKです。ぜひ、お声かけください。

また・・・

私の運営しているYouTubeチャンネルでも、DVについての情報を発信しています。
こちらのチャンネルもぜひ覗いてみてください。

これからもDVに関する記事を定期的にアップしていきます。
またこちらのページにお立ち寄りくださいませ。

それでは、また他のブログでお会いしましょう。



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