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DV加害者教育プログラムではどんなことを学ぶのか?その内容について、簡単に紹介!

DV加害者教育プログラムではどんなことを学ぶのか?その内容について、簡単に紹介!

はじめに・・・

みなさん、花粉症のきつい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか?

私はというと・・・

先月の記事でもお話いたしましたが、絶賛・・・花粉症中です・・・
辛い!!!辛すぎます!!!

花粉症の方にとっては、大変憂鬱な3月ですが・・・
花粉症にも負けず、頑張っていきましょう!!!

さて、前置きはこれまでにしておきますが・・・

みなさんは、DV加害者教育プログラムって何をするのか
気になったことはありませんか?

DV加害者の方が変わっていくのには、どんなカラクリがあるのか?
実際にどんなプログラムをしていけば、変わっていくのか?

気になっている方も少なくはないと思います。

今回の記事では、DV加害者教育プログラムの内容について
少しだけ紹介をしていきたいと思います。

ぜひ、最後までご覧くださいませ。

DV加害者プログラムの実際

それでは、DV加害者教育プログラムで行われていることについて
記事にしていきます。

本日紹介する内容は・・・

あくまでも私たちの団体が行なっている内容ですので、
DV加害者教育プログラムを行なっているすべての団体で行われているわけではありません。

それをご承知の上でご覧ください。

DV加害者教育プログラムで行うこと

まずは・・・

どんな形式でプログラムをおこなっているのかを紹介いたします。

私たちは・・・

1クール、12回シリーズ。

2週間に1度のペースでおこなっております。
つまり、半年かけてプログラムを行います。

1回のプログラム時間は、19時〜20時30分(1時間30分)。

通常は対面で行なっていますが

新型コロナウイルス感染防止のため
現在は、オンライン(zoom)で行なっております(つまり、全国どこからでも参加可能です)。

テキストを用意しておりますので
そのテキストに沿っていきながら、プログラムを行います。

毎回参加していただくことが原則ですが
やむ負えない場合は、特別補講を行なっております。

料金は原則一括で36,000円前払い。
途中でドロップアウトしても料金をお返しすることはできません。

決して安くはない値段ですが・・・

それだけ、自分の暴力に真剣に向き合っていただきたいという思いと
私たちスタッフも真剣に参加者の方の変化のお手伝いをしたいという思いから

この値段を設定しております。

参加者のパートナーが私たちスタッフとの面談を望めば・・・
数回、パートナー面談を無料で行なっております。

これは、プログラムの内容が深いが故に、
参加者の気持ちが揺れ動くことが予想されます。

その揺れ動きのあった際に
パートナーへの暴力が仮にあった場合、
相談できる機会を提供しております。

大枠はこんな形です。

DV加害者教育プログラムで学ぶ内容

さて、次に・・・

DV加害者教育プログラムの内容は・・・

以下の通りです。

1  暴力とは?
2  認知行動モデル( ABCD )による暴力の理解
3  暴力につながる信念 B について
4  自分の感情 C と感情の表現 D について
5  暴力の影響 パートナー編
6  暴力の影響 子ども編
7  自分の暴力に対する責任
8  健康なコミュニケーションを学ぶ( 傾聴 )
9  健康なコミュニケーションを学ぶ( アサーション )
10 フリートーク
11 ロールプレイ( 問題となる自分の認知、感情、行動を変える体験学習 )
12 再発予防計画、振り返り

このような形で、プログラムは進んでいきます。

一見、簡単そうに見えるかもしれませんが、プログラム自体は非常に奥が深いもので
参加者の変わりたいという思いをサポートしてくれる「 気づきの多い 」プログラムになっております。




 

DV加害者プログラムでどんな変化が待っているのか

上述で示したような流れでプログラムは進んでいきます。

まずは・・・

暴力とは何か、暴力が起こってしまうメカニズムや仕組みについて学んでいきます。

次に・・・

暴力が他者に与える影響について学びます。
その中で、暴力の責任についても触れていきます。

そして・・・

実際に、ロールプレイにて、暴力場面の再現を行い、
暴力に頼らないコミュニケーションパターンを練習していきます。

最後に・・・

暴力が再発しないための計画書を作り、終了します。

ここで、1クールが終わりますが・・・

ほとんどの方が、2クール目も受講されます。

1度プログラムを通っただけでは、まだまだ自分のものとなっておらず、
2クール、3クールとプログラムを受けることで、学びが深まります。

プログラムを続けて受講されることをオススメいたします。

まとめ

いかがだったでしょうか?

本日の記事は・・・

DV加害者教育プログラムの実際の内容について、触れていきました。

上に書かれている内容で、進んで行きます。

ここで、注意点です。

このプログラムを受けるだけで、DVをしなくなる・・・
ということではありません。

私たちは、あくまでも・・・

「 変化の方法 」

について、お伝えしていくだけであって、

参加者本人が、積極的にプログラムに参加し、学んだことを実践し、
振り返り、また取り組んでいく

この姿勢が、とても大切です。

残念ながら・・・

DV加害者教育プログラムを受けるだけでは、DVは治りません。

参加者本人の

「 変わりたい意志と努力 」

が絶対条件です。

ここまで、記事を見てくださった方は、
きっとこのプログラムに興味を持っていただいているはずです。

2022年3月で今クールが終了いたしました。
また2022年夏頃、次のクール開催予定です。

興味を持ってくださった方は・・・

ぜひ一度、「 DV加害者カウンセラー 佐々木浩介 」に
お問合せいただければと思います。

お問い合わせ方法については、このページの CONTACT をクリック。
応募フォームからお申し込みください。

カウンセリングはオンラインでも行なっています。
また、電話でのカウンセリングも受け付けております。

全国どこからでもOKです。ぜひ、お声かけください。

他にもいろいろな記事を書いております。
下にリンクを貼っておきますので、ぜひ他の記事もご覧ください。

これからもDVに関する記事を定期的にアップしていきます。
またこちらのページにお立ち寄りくださいませ。

冒頭でもお話しましたが。。。

花粉症が辛い時期です。。。

私と同じ花粉症の方は、もう少しの辛抱です!
私と共に乗り越えて、素敵な春を迎えましょう。笑

では、また他のブログでお会いしましょう。




DVの始まりは過度の思い込みから?              👈 過去の記事はこちらをクリック

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