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DV加害者にならないための考え方とは?

DV加害者にならないための考え方とは?

DV加害者にならないためには?

前回のブログでは、

『 過度な思い込み(勘違い)』

がDV加害者になってしまうことに影響しているとお伝えしました。

DVに発展してしまうメカニズムについて、

「 そんなこと分かっていたよ 」
「 分かっているけど、やめられない 」
「 DVのメカニズム、とても意外だった 」
「 知らなかった 」

などなど、いろいろな意見があると思います。

実際にDV加害者教育プログラムに参加する方々も学び始めの時に

「 DVのこと、全然知らなかった 」
「 まさか自分がDVをしていたなんて・・・」
「 分かっているけど・・・止められないんだよな・・・ 」

など、反応は様々です。

あなたもDV加害者にならないよう

今回はDVに関して、もう一歩、理解を深めていきましょう。

クイズです 「 紙にペットボトルの絵を描いてください 」

ここでいきなりクイズです。

「 紙にペットボトルの絵を描いてください 」

こう言われて、皆さんはどういうふうにペットボトルを描きますか?

ほとんどの方が、ペットボトルを横から見て、絵を描くと思います。

上が細長くてキャップがあり、下の方にはラベルが貼ってあり、上部より下部の方が太い。

そういった図を描く人がほとんどだと思います。

しかし、こうは考えられないでしょうか・・・?

「 ただ、 ○ を描く 」

これもまた、正解です。

皆さん、お気づきでしょうか・・・?

ペットボトルを上の方から見ると、ただの ○ なんです。

ペットボトルを斜めから見るとどうでしょう?

するとまた、違うように見えます。

上のクイズでは・・・

「 紙にペットボトルの絵を描いてください 」

と言っていますので、上の答え、全部が正解です。

少し意地悪な問題になりましたが、クイズの答えは一つではありません。

『 答えは・・・複数あり、全部が正解です 』

このクイズの答え「 ◯ ◯ ◯ が 正解です 」が、DV加害者にならないために重要?

上で書きました、クイズの答え・・・

『 複数あり、全部が正解 』

実は、この考え方・・・

DV加害者にならないための考え方なのです。

なぜ、この考え方がDV加害者にならないための考え方なのか・・・

それは、

『 考え方の柔軟さ 』

が関係しています。

前回の記事でも触れましたが

人は・・・

今までの経験や自分の価値観・生まれ育った文化から、自分の中の常識を作りだし、その常識の中にその物事を当てはめ、そして判断し、行動します。

つまり、自分のフィルターを通し、何が正しいか何が間違いかを判断してしまいます。

クイズの例で言うと・・・

「 ペットボトルを横から見て、絵を描くのが正しい 」

と思ってしまうのです。

しかし、正解は一つではありません。

複数、正解があるのです。

10人いれば、10通りの答えがそこにあります。

「 その複数の答え、つまり、複数の考え方があることを理解し、その違いを認める 」

ことが大切なのです。

「 考え方の違いを理解し、違いを認める 」

この考え方が

DV加害者にならないための大切な考え方の一つです。

まとめ

本日の記事はいかがでしたか?

本日は・・・
DV加害者にならないための大切な考え方の一つを紹介しました。

とはいえ・・・

自分と違う考えを認める・・・
簡単に書いていますが、とても難しいことです。
そもそも、物事に対して、違う見方をすること自体、とても難しいです。

私自身も物事を見るとき、視野が狭くなり、なかなか違う見方ができなくなることがあります。
その時に役立つのが・・・

「 人の意見 」です。

私も視野が狭くなった時には、人に相談します。
人の意見を聞くと、

「 あ、そんな意見もあるんだな 」

と、よく気付かされます。

そこで、人に相談することの大切さを私自身も実感します。

悩んだとき、また苦しくなった時、視野が狭いなと感じた時、そういった時は、ぜひこのページのCONTACT をクリック。
応募フォームからカウンセリングをお申し込みください。

また、第3期 DV加害者教育プログラムを10月より、zoomにてオンライン形式で開始いたします。
9月にはオンラインにて、プログラム説明会も開催いたします。

オンライン形式ですので、全国どこからでも参加可能です。気軽にお問い合わせください。

興味のある方は詳しい日程などを書いたお知らせページのリンク先を貼っておきます。
一番下のリンク先より、募集ページをご覧ください。

では、本日はここまでにしたいと思います。

今後もDVに関する記事を定期的にアップしていこうと思います。
ぜひ、またこちらのホームページにお越しください。

では、また次回の記事でお会いしましょう。


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