BLOGブログ

DVの種類について

DVの種類について

DVの種類は?

DVって聞いたことはあるけど、実際どんなことがDVなの?そもそもDVってなに?DVにはどんな種類があるの?
これらのことはよく質問されます。
今回の記事ではDVについて、少し詳しく紹介していこうと思います。

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、配偶者や恋人など親密な関係にある、またはあった者から振われるパートナー間の暴力のことを言います。

「妻は物分かりが悪いので、厳しく指導しているだけです」
「妻が言うことを聞かないので、わからせようとして大声をあげます」
「私は手をあげていないのでDVをしていません」

勘違いされている方が意外と多いのですが・・・パートナーを叩いたり、殴ったりするだけがDVではありません。
あなたは間違った認識をしていませんか。知らず知らずのうちにDVをしてしまっているかもしれません。

では次に、DVの種類について紹介していきます。
DVの種類は大きく5つに分類されます。以下の通りです。

身体的DV

叩く・殴る・蹴る・刃物などで脅す・物を投げつける・首を絞める・突き飛ばす・髪を引っ張る・腕をねじる・ひきづり回すなど、直接、暴力を加えるものを指します。身体的暴力に関しては直接的な暴力のため、他の暴力行為に比べ、暴力をしているという認識はある人が多いです。「パートナーが自分を怒らせるから、殴ってしまう」という発言もよく聞かれますが、暴力に違いはありません。

精神的DV

暴言を吐く・ののしる・大声で怒鳴る・相手の嫌がるような言葉をいう・無視する・口をきかない・威嚇するなど、精神的な暴力のことを指します。モラハラもこの精神的DVに当たります。精神的暴力に関しては、比較的、暴力をしている本人が、暴力と意識していない場合が多いです。DV加害者の中でも、自分の知らないうちにこの精神的DVをしてしまっている人は多いです。

社会的DV

過剰な回数の電話やメッセージ・外出や友達付き合いの制限・過剰な嫉妬など、パートナーの社会的な行動を邪魔する暴力のことを指します。社会からパートナーを切り離そうとする暴力です。「パートナーを愛している」という愛情が行き過ぎてしまい、社会的DVになってしまっているようです。

経済的DV

生活費を渡さない・借りたお金を返さない・仕事を辞めさせる・借金を背負わせるなど、お金に関する暴力のことを指します。お金を渡さなければ、ずっと家にいて自分に尽くしてくれる。自分が働くお金で、生活をさせているという優越感やそのことで満足感を得ている人もいるようです。「男は外で働き、女は家で子育てや家事をするのが当たり前」というようなジェンダー(社会的・文化的な性差)に関する間違った認識をしている人もいるようです。

性的DV

性行為を強要する・避妊に協力しない・中絶を強要する・見たくないのにポルノ動画やポルノ雑誌を見せるなど、性的なことに関する暴力のことを指します。「夫婦だから、性行為を定期的にするのは当たり前」「結婚をしているのだから、相手が嫌がっても避妊はしない」など、夫婦だから当たり前、多少嫌がっても大丈夫と思い、性行為を強要してしまっていることもあるようです。夫婦であっても、夫婦間の同意は必要です。

まとめ

今回は5つのDVの種類について、紹介いたしました。
いかがですか?該当するような行為をパートナーにしてしまっていませんか?

もし、一つでも該当の行為をしてしまっている場合は要注意です。いつの間にかDV加害者になってしまっているかもしれません。
そうなる前に、またはそうなってしまっている方、止められなくなる前に専門家に相談してみることをオススメします。

相談のお申し込みはトップページのCONTACTボタンをクリック。メールフォームより、必要事項を書き込みお申し込みください。遠方の方はZOOMを使ってのオンラインカウンセリングも行っております。お気軽に、ご相談お待ちしております。

SHARE!

BLOG TOP